縁の下の力持ち！？意外と知られていない『えのき』の特徴と効果効能

スーパーのきのこコーナーではすっかりおなじみの、えのき。しかしちょっぴり存在感が薄い印象もあり、じゃがいもやにんじんのようにメジャー食材ではないため、その効果はあまりよく知られていないというのも事実です。

しかし実はえのきには、スーパーフードの称号にふさわしいだけの効果があったのです！ そこで今回は、そんなえのきの知られざる効果効能についてご紹介していきたいと思います。

えのきの特徴

えのきは長野県特産のきのこ類の一種。他のきのこ類と比べてかさの部分が非常に小さく、白くて縦に細長いのが特徴です。また栽培方法も簡単で短期間での量産が可能であるため、スーパーでは手頃な値段で購入できるのも魅力。

他の食材に比べてちょっぴり地味？な印象もありますが、その分親しみやすく、種類の豊富なきのこ類のなかでも非常にポピュラーな存在だと言えるでしょう。

えのきに含まれる注目の栄養素

えのきにはキノコキトサンと呼ばれる植物キトサンやBグルカンなどの成分が、きのこ類の中でもとくに多く含まれています。またその他にもキノコ類の特徴でもある食物繊維もたっぷりと含まれています。

えのきに期待できる効果効能

えのきにとくに多く含まれているキノコキトサンは、腸での脂肪の吸収を抑える働きがあると言われており、とくにダイエット中の方には注目の成分です。

またキノコキトサンの他にも食物繊維が豊富に含まれているので、整腸作用に効果があり、腸の健康や美容にも効果的です。

えのきのおいしい食べ方

きのこ類の中でもえのきは味にクセがなく他の食材と調理しても主張することがないため、基本的にどんな料理でも合わせやすく、おいしくいただくことができます。とはいえなかでもおすすめなのが、お味噌汁やスープなど汁物にしていただくこと。

えのきには大きな味の特徴はありませんが、シャキッとした独特の食感を楽しめるため、汁物だとえのき本来の特徴が際立ちやすくなります。とくにわかめや豆腐などとの相性はバツグンなので、それらを使ってお味噌汁やスープなどでえのきの味わいを楽しんでみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？ えのきはスーパーでもすっかりおなじみの食材で、また調理しやすいといった点で非常に重宝でもあるため、なかなか効果効能については知る機会がありません。

しかしえのきは腸で脂肪の吸収を抑えてくれる働きがきのこ類の中でダントツなので、とくにダイエット中の方は活用しない手はないでしょう。

縁の下の力持ちのような比較的目立たない存在ではありますが、その効果をしっかりと理解して、食生活にうまく取り入れていきましょう。