ご飯に混ぜる⇒栄養価がアップする！おすすめスーパーフード4選

近年日本ではオーガニックレストランや定食屋さんを中心に、白米に赤米や黒米などを加えた五穀米がメニューにあるお店が続々と増えてきました。しかし最近では今注目のスーパーフードをブレンドしたごはんなども少しずつ見かけるようになってきましたね！

そこで今回は「ごはんに混ぜることができるスーパーフード」について、ご紹介していきたいと思います。

キヌア

「NASAも認めた」ことで知られるキヌアは、ごはんに混ぜて食べられるスーパーフードの代表格。キヌアは南米のアンデス山脈で古くから栽培されており「母なる穀物」とも言われており、粒が非常に小さいのが特徴です。

ちなみにキヌアはアマランサスとも非常によく似ていますが、アマランサスよりも若干大きく、粘り気の少ないのが特徴です。そのため、ごはんに混ぜて食べられるだけでなく、サラダにトッピングして食べる方法も人気です。

キヌアは完全栄養食といっても過言ではないほど素晴らしい有効成分が豊富に含まれており、タンパク質、脂質、食物繊維、カルシウムなどがふんだんに含まれています。

そのため、体のトータルのサポートになるだけでなく、美容やアンチエイジング、骨粗しょう症の予防など、幅広い効果が期待できます。

■参考：NASAも認めたスーパーフード！『キヌア』の効果効能とは？

アマランサス

アマランサスは粒物のスーパーフードでは、前に挙げたキヌアと並び称される存在。原産地もペルーでキヌアのそれと近いだけでなく、NASAにも認められていう点においても非常に類似しています。

見た目はほぼ変わりありませんが、アマランサスの方がキヌアよりも若干粒が小さく、粘り気があるのが特徴です。

ごはんとの相性は好みもありますが…アマランサスはごはんと一緒に炊き込むことでもっちりした食感を楽しめるので、一般的にはキヌアよりも「アマランサスごはん」の方に軍配が上がりそうです。

栄養素としては、白米の2倍のタンパク質、必須アミノ酸がバランス良く含まれているだけでなく、各種ビタミン類が豊富に含まれているのが特徴です。

これらの栄養分をバランス良く摂取できるという意味もあり、ごはんと混ぜて食べるのは理にかなっていると言えます。

炊き方は簡単！白米2合に対して、アマランサスを大さじ3杯ほど入れてスイッチオンすれば大丈夫です。（これはキヌアの場合も同じなので覚えておくと便利です）

■参考：宇宙食にも採用？スーパーフード『アマランサス 』の効果効能

フリーカ

フリーカは、キヌアやアマランサスに比べてまだまだ認知度は低いものの、海外セレブを中心に近年人気急上昇中のスーパーフードの一つ。

起源は東地中海付近で、古代から現地の人々たちに食されていた穀物で小麦を若い頃に摘み取ったものであるため、緑の小さな粒という見た目をしています。

フリーカはごはんというよりも、サラダやスープなどの料理に使われることが多いため、白米に入れて炊くのはちょっと勇気がいるかもしれません。（見た目もグリーンになりますし！）

しかし一般的に市販されているフリーカはローストされているため、香ばしい上にプチプチした独特の食感を楽しめて、むしろハマってしまう人も多そうな予感がします。

ちなみに注目の栄養素ですが、血糖値を急激に上げることを防ぐ、いわゆる「低GI値」食材でもあるため、とくにダイエットに効果的です。

■参考：多彩なレシピに使える！スーパーフード『フリーカ』の効果効能

ワイルドライス

なかなか聞き慣れない言葉ですが、ワイルドライスは「玄米より栄養価が高いスーパーフード」と言われており、黒くて長い見た目のインパクトもあって、最近にわかに注目を集めている食べ物です。

ワイルドライスは昔から「聖なる穀物」と呼ばれ、とくに北米では先住民であるアメリカン・インディアンたちの崇拝の対象ともなっている、食物でした。

さてその気になる栄養価ですが、日本では健康長寿の代名詞であり美容の秘訣とも言われている、あの玄米と比べても高タンパクで低カロリーと言われています！その上、ビタミンEは玄米の4倍、葉酸は６倍もの量になります。

ちなみに食べ方は、ごはんと直接炊き合わせるのではなく、約3倍の水を加えて茹でてから、炊きあがったごはんに混ぜて食べるのがおすすめです。スープに混ぜても食感を楽しめるので、あわせてぜひ試してみてください。

■参考：玄米よりも栄養価が高い！？『ワイルドライス 』の効果効能

まとめ

以上、「ごはんに混ぜることができるスーパーフード」についてご紹介いたしました。

今回は4つご紹介いたしましたが、組み合わせ次第で味も変わってくるので、ごはん好き、雑穀米好きはぜひ一度一通り試して食べ比べてみてほしいと思います。

それぞれ違った味わいを楽しめますし、自分の味の好みがわかるきっかけになるはずです。