ベーコン味がする海藻!?スーパーフード『ダルス』の 効果効能

カナダやアイルランドなどで食べられている海藻で、ケールに続くスーパーフードとして注目を集めている、ダルス。キレイな深い紫色(赤にも見えます)で、味はなんとベーコンに似ているというウワサも!? そこで今回はダルスの魅力と話題の真相に迫り、効果効能についてご紹介していきたいと思います! ダルスの特徴 ダルスはもともと紅藻類の海藻で、大西洋に自生している藻類のこと。とくに産地に近いカナダではスーパーで乾燥したダルスが販売されており、日常的に食べられている食材です。 また日本ではまだあまり知られていないものの、欧米ではベジタリアンを中心にサンドイッチの食材としてポピュラーな存在で、独特の食感と風味で人気を集めています。   また日本は海に囲まれた島国で、古くから「海藻を食べる」という食習慣が定着しているため、なじみやすく栄養豊富な食材として今後ブームの予感もあります。 とくに最近では腸の健康状態をキープする “腸活” がブームになっているので、食物繊維豊富なダルスはまさにピッタリな食材と言えそうです。 ちなみに日本でもダルスに似た「あかはた」という海藻があり、青森などでは昔から食されている習慣があるようです。 ダルスに含まれる注目の栄養素 ダルスには海草類特有の栄養素であるヨウ素を始めとしたミネラル類がたっぷり含まれているのが特徴です。 ヨウ素はご存知のように昔から日本人に親しまれてきた、わかめや海苔、昆布などの食材に含まれているため、比較的なじみやすのではないでしょうか? その他には腸をキレイにしてくれる食物繊維、海草類のヌルヌル感のモトであるフコイダンという多糖類が多く含まれています。ちなみにこのフコイダンは、ガンの抑制効果があることで最近注目を集めている成分です。 ダルスに期待できる効果効能 ダルスには以下の3つの効果効能があります。それでは一つ一つがどんなものなのか、見ていきましょう。 ダイエットに最適! ダルスには食物繊維が豊富に含まれているので、ダイエット中の食材としてぜひおすすめしたいと思います。 ダルスに含まれる食物繊維は少量でも満腹感を得やすく、同時に腸のお掃除もしてくれるので、健康を維持しながら効率良く体重を減らすためにはピッタリの食材です。 もちろんダルスだけを食べてダイエットするのはNGですが、上手に取り入れながらキレイに痩せていきたいですね。 便秘予防と改善に 前に触れた食物繊維たっぷりの効果は、便秘予防と改善にも大変効果があります。とくに食物繊維は食品の成分としてもつい見逃されがちで、現代人は不足している人も多いと言います。 また女性の場合、いろいろな要因で便秘になりやすく、それが原因で大腸がんになってしまう人も少なくなりません。 そのリスクを避けるためにも、また腸のコンディションを良くして健康でいるためにも、ぜひダルスを摂取してみてください。 ガンの予防にも効果的 ダルスは、ガン予防にも効果があります。その理由はヨウ素やフコイダンが含まれているから! まずヨウ素には、甲状腺ガンのリスクを減らすという事実が立証されています。甲状腺の病気はあまり聞き慣れないかも知れませんが、喉まわりの健康はヨウ素の摂取によって保たれているといっても過言ではありません。 そしてヨウ素は海草類以外の食品で摂取するのが難しい成分の一つでもあるので、海藻類を摂るように意識する必要があるのです。   もう一つのフコイダンには、がん細胞を死滅させる効果があることで注目されています。(これはあらゆる種類のガンについて言えることです) その他にも、フコイダンには免疫力をアップさせる効果もあるので、現代人はとくに積極的に取り入れたい成分です。 ダルスのおいしい食べ方 ダルスは素揚げしてスナックのように食べたり、フライパンで焼いてパンに挟んでサンドイッチにして食べるのがおすすめです。 日本でもネットなどで購入することができますが、生ではなく乾燥されてパッケージされているものがほとんどなので、調理する前にまず水で戻す必要があります。 とくに焼くとカリッとしたベーコンのような味と食感になるので、ベジタリアンやヴィーンの方にもおすすめです。 ダルスが摂取できるおすすめ商品 ALGARAN オーガニック海藻【ダルス】 [出典:amazon.co.jp] 価格:100g  1,296円(税込) 独特の紅色でミネラル豊富なダルス。味わいも独特でほんのりスパイシーで、水で戻して焼くも良し、その他スープに入れて食べたり、パンに挟んだり焼き菓子に入れても美味しくいただけます。パスタ料理との相性も抜群です。 まとめ 以上今回はダルスの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。 海藻類なので、日本人にもなじみやすそうなスーパーフードですが、取り入れるのはちょっと難しそうと思った方もいるのではないでしょうか? しかしネットショップでも入手できますし、調理も水に戻して焼くだけ。つまりとっても簡単なので、まずは気軽な気持ちで試してみてはいかがでしょうか?

注目の美容成分が豊富!スーパーフード『アロニア』 効果効能

脂肪燃焼効果のあるスーパーフードとして、最近、徐々に口コミで広がりつつ、アロニア。 見た目はブルーベリーとそっくりなので、一瞬見分けがつかないかも知れません。でもそんなに脂肪燃焼効果があるの!?と半信半疑な方のために、今回アロニアについての効果効能を調べてみました! それではさっそくアロニアの魅力と効果効能についてご紹介していきましょう。 アロニアの特徴 アロニアは、ブルーベリーやラズベリーと同じベリー系のバラ科の果物です。寒さに強いため、北アメリカをはじめロシアなど、寒冷地でも栽培されており「チョークベリー」と呼んでいる地域もあるようです。 見た目はまさにブルーベリーにそっくりで見分けがつかないかも知れませんが、アロニアの方が水分が少なく、実は含まれている成分にそれぞれ差があります。 もともとブルーベリーも脂肪燃焼効果があるフルーツとして有名ですが、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれる重要成分、アントシアニンはブルーベリーの約2倍と言われており、その効果は「ベリー類の中では最もパワフル」と言われています。 また日本では見かける機会も少ないですが、1976年に輸入されたという記録があります。現在は生ではほとんど流通しておらずは、日本では主にサプリメントの成分として販売されています。 アロニアに含まれる注目の栄養素 アロニアに含まれている注目の成分のトップは、先にも触れたアントシアニンです。 アントシアニンは青紫色の天然色素で、つまりアロニアの色を構成している成分ですが、よく知られているように眼精疲労や内臓脂肪の蓄積を抑えメタボ予防にも効果があると言われています。 またアントシアニンの正体は体の酸化を防ぐ、ポリフェノールでもあるので、がん予防やエイジングケアにもピッタリと言えるでしょう。 アロニアに期待できる効果効能 アロニアには以下の3つの効果効能があります。それでは実際に一つずつどんな効果があるのか、見ていきましょう。 ダイエットに効果的! アロニアのダイエット効果は最近注目され始めたばかりですが、近年の研究結果ではその効果はかなり期待できるものだと言えそうです。 アロニアには血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、体に脂肪がつくことをブロックしてくれる働きがあるため、ダイエットに効果があると言われています。 とくにハリウッドセレブや海外のモデルたちは、ダイエットのために、またオシャレなベリーとして生食をはじめ、サプリメントなどでも積極的に取り入れているそうです。 美容やエイジングケアにも有効 アロニアには抗酸化作用が強いポリフェノールも多く含まれている上に、ビタミンも多く含まれているため、皮膚細胞の老化を防ぎ元気にしてくれる働きもあります。 もちろん美肌効果もあるため、美容に関心の高い女性たちにとくに人気です。 眼精疲労にも アロニアに含まれるアントシアニンには、目の細胞の健康を保ったり活性化させる働きのあるロドプシンという物質を元気にする効果が実証されています。 それに加え、アントシアニンに抗酸化力の高いフィトケミカルも含まれているため、紫外線などの光によるダメージから目を守る働きがあるのです。 眼精疲労に効果のある果物として、ブルーベリーは最もよく知られた存在ですが、アロニアにはブルーベリーよりも約2倍ものアントシアニンが含まれていると言われています。 アロニアのおいしい食べ方 アロニアはフルーツなので、何といっても生で食べるのが一番です。しかし日本ではスーパーなどではほとんど手に入らず、ネットショップでジャムやサプリメントで販売されています。 残念ながら加工されたものだともともとの効果は薄れてしまいますが、それでも体に良いことは確かなので、試してみるのもアリでしょう。 アロニアが摂取できるおすすめ商品 盛岡手づくり村 アロニアジャム [出典:http://tezukurimura.com/aronia/aronia.htm] 価格:170g 850円(税別) 日本でのアロニアの主要産地である盛岡で栽培されたアロニアを使って製造したジャム。北の大地でたくましく育ったアロニアは、ジューシーで栄養分もたっぷり!国産なので安心して食べられることも特徴です。 盛岡手づくり村では、ジャムのほかにサプリメントやジュースも販売しているのであわせてチェックしてみてください。 株式会社ネクス アロニアミックスジュース [出典:http://aronia-co.jp/category04/] 価格:1本500ml 価格非表示(HPにて直接お問い合わせください) 北海道産のアロニア果汁に、リンゴ果汁をミックスしたジュース。アロニア特有の酸味をリンゴの甘みでまろやかにしているので、飲みやすく続けやすいのが特徴です。 フレッシュなので、栄養も満点でおすすめです。 まとめ 以上今回はアロニアの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。 注目の色素成分、アントシアニンの含有量はブルーベリーの2倍、その他にも多く含まれている果物のぶどうやラズベリー、クランベリーなどと比べても圧倒的なアロニア。 日本ではやや入手しにくいですが、今回ご紹介した通販をチェックして、興味があれば購入して試してみてください。

見た目はジャガイモ!? スーパーフード『ヤーコン』の効果効能

古くはインカ帝国の以前から珍重されていた野菜で、一見ジャガイモサツマイモ!?にも見える、ヤーコン。 実は日本でも栽培している農家もあり、地域によっては食べたことがある!という人もいる比較的なじみのあるスーパーフードです。 そこで今回はヤーコンの魅力と効果効能についてご紹介したいと思います。 ヤーコンの特徴 ヤーコンは南米アンデス山脈地方が原産の芋類。現地ではかなり古くから食されてきた歴史があり、デンプン質を多く含む食材で「オリゴ糖の王様」と呼ばれています。 またジャガイモとも非常に似た特徴を持つため「アンデス・ポテト」と呼ばれることもあります。   味わいは少し甘めシャキシャキとした食感で、お腹に程よく溜まるのも特徴、そのためヤーコンが採れる地域では日本でも健康維持のために積極的に摂取しているところもあるようです。 また原産地のペルーではそのまま食べるほか、ヤーコン茶としても愛飲されているそう。 不老や長寿に効果的なお茶として、また美肌効果のある飲み物として、日常的に親しまれている存在でもあります。 ヤーコンに含まれる注目の栄養素 ヤーコンに含まれる栄養素の中でとくに注目したいのは、デンプン質に多く含まれるオリゴ糖です。 とくにヤーコンには芋類に多く含まれる成分である、食物繊維やデンプンに加えプラクトオリゴ糖が含まれ、これは同じ芋類の仲間でもあるジャガイモやサツマイモよりも多いという事実があります。 その他にも抗酸化作用のあるポリフェノールも多く含まれているので、アンチエイジングや疲労回復、がん予防などにも効果的! 最近では日本でもスーパーで手に入るところも徐々に増えつつあるので、他の芋類と同じ感覚で試してみたい食材です。 ヤーコンに期待できる効果効能 ヤーコンには以下の3つの効果効能があります。それでは実際に一つずつ効果を見ていきましょう。 便秘の改善に最適! ヤーコンには腸の働きを活性化するプラクトオリゴ糖と食物繊維がたっぷりと含まれています。そのため便秘の改善には、大変効果のあるスーパーフードと言えるでしょう。 ちなみにプラクトオリゴ糖はほのかな甘みがあることに加え、体内で消化・分解されにくいため吸収されにくい性質があります。そのためエネルギーになりにくく、腸まで届き、腸内環境を整えて体外に排出されるという、体にとってはとても優秀な働きをしてくれます。 そのためダイエットにも◎です! アンチエイジング・美容にも ヤーコンには赤ワインに含まれる成分でおなじみの、ポリフェノールも豊富に含まれていることが特徴です。 ポリフェノールは抗酸化作用が強く、老化を抑制してくれる働きがあるため、アンチエイジングや美容にも効果があります。またポリフェノールには活性酸素を除去する働きもあるので、病気予防にも効果が期待できます。 ちなみに世界ではヤーコンが「糖尿病予防に効果がある」ということで、注目が集まっています。 高血圧や動脈硬化の予防にも ヤーコンに含まれるポリフェノールは、その他にも高血圧や動脈硬化といった日本人が悩まされがちな生活習慣病を未然に防いでくれる働きがあります。 血管は老化とともに硬くなっていき、動脈硬化などの原因になりますが、ポリフェノールは血管をやわらかく、また若々しく保つ効能も期待できるのです。 ヤーコンのおいしい食べ方 ヤーコンのおすすめの食べ方は、皮をむいて生のまま食べるのが良いでしょう。もちろん他の芋類のように茹でたり炒めたりするのもOKですが、加熱するとプラクトオリゴ糖の効果が失われてしまうのです。 ヤーコンは比較的軽い口当たりで、生で食べると梨のような食感があるため、シャキシャキ感があって美味しくいただけます。そのためサラダなどに入れるのもおすすめです。 まとめ 以上今回はヤーコンの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。 最近ではスーパーなどでも見かけるようになったので、かなり手に入りやすくなっている食材の一つでもあります。 またスーパーフードとはいえ、じゃがいもと同じような感覚で食べることができるので、ぜひ見つけたら購入してみてくださいね。

別名は桑の実 !スーパーフード『マルベリー』の効果効能とは?

赤紫の果実の粒が無数についているのが特徴的な、桑の実。別名「マルベリー」と呼ばれ、その見た目のかわいらしさから、女性たちの間でひそかに注目を集めているスーパーフードです。 ブルーベリーやラズベリーとも似ているイメージですが、マルベリーならではの特徴とは一体どんなものなのでしょうか? そこで今回はマルベリーの魅力と効果効能についてご紹介したいと思います。 マルベリーの特徴 小さな赤紫色の粒がいっぱいに集まって一つの実を構成している、見た目がキュートなマルベリー。日本ではいわゆる「桑の実」のことを総称して、マルベリーと呼んでいます。(英語で桑の実のことを、マルベリーと言うのです) もともと桑の原産地は中国北部から朝鮮半島と言われており、日本に伝わったのは3世紀頃、蚕(かいこ)とともに伝来したという歴史があります。そのような背景から、桑は実というよりも蚕のエサとして “桑の葉” の方に長らく重きが置かれていましたが、食用としての実も徐々に知れ渡っていくようになりました。(もちろん一部の地域では昔から食されていました) 現在でも決してポピュラーな存在とは言えませんが、他のベリーに比べて甘みも強く、熟すとさらに美味しく感じられるため、女性で注目している人も多いようです。美容成分も豊富に含まれているため、今後スーパーなどでも流通が期待されるベリーの一つです。 マルベリーに含まれる注目の栄養素 マルベリーに含まれる主な栄養素は、ビタミン、カルシウム、カリウムです。 それらの成分に加えマルベリーの色素成分である、アントシアニンも多く含まれています。ちなみにアントシアニンはポリフェノールの一種でブルーベリーやラズベリーなどに含まれていることでも有名で、抗酸化作用に優れ美容の味方!としても知られています。 そのためビタミンCとあわせてとくに美容に効果の高いベリーとして、注目されています。 マルベリーに期待できる効果効能 マルベリーには以下の3つの効果効能があります。それでは実際に一つずつどんな効果があるのか、見ていきましょう。 美肌・アンチエイジングに効果大! マルベリーには体の酸化を予防してくれるポリフェノールの一種、アントシアニンが多く含まれているため、美肌のためにピッタリな食材です。 また美肌のためには欠かせないビタミンCも豊富であるため、皮膚細胞を元気にしたりシミやシワを防いで肌の表面をキレイにしてくれる働きがあります。 ポリフェノールとビタミンCの相乗効果で、ぜひ肌美人を目指していきましょう! 疲れ目の回復に! マルベリーの色素成分でもある赤紫色の成分、アントシアニンには眼精疲労を軽減してくれる効果があります。 アントシアニンには目で視るために必要な、ロドプシンという物質の再合成を促す働きがあります。とくに現代人はPCやスマホを見ている時間が長いため、視覚へのダメージはかなり大きいと言われています。 そのため自分なりに意識して「目の健康を守る」努力が必要なのです。そういった意味で、アントシアニンをたっぷり含んでいるマルベリーはとても優秀な食材と言えるでしょう。 がん予防にも マルベリーにはビタミンCも豊富で、たとえばリンゴと比べるとその量は10倍も多く含まれていると言われています。(鉄分はなんと15倍!) ビタミンCは先にも挙げたように皮膚の細胞を元気にする働きがありますが、抗酸化作用にも非常に優れています。そのため、がん予防にも役立てたい果物です。 おいしく、かつ食べやすいので、日常的にとりいれていきたいですね。 マルベリーのおいしい食べ方 マルベリーはやはり生で食べるのが一番です! ブルーベリーよりも甘く、つぶつぶ食感もやみつきになるので、生で食べられる環境の方(農家さんなど)は、ぜひ生で食べることをおすすめします。またタルトなどに入れても、とってもおいしいです。 ぜひそのままの味わいをいかして、スイーツにうまく取り入れてみてください。 まとめ 以上今回はマルベリーの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。 日本ではマルベリーの葉の部分はお茶などで販売されていますが、残念ながら実の方はなかなか手に入りにくい状況です。 田舎にいくと自生していたりするので食べることもできますが、農家さんでマルベリーを栽培している人もいるので、もしお知り合いにいらしたらぜひ訪ねてたべてみてくださいね!

美容&健康のために良い油は常識!今注目のスーパーフードオイル5選

一昔前の「油=ダイエットの敵」というイメージは一掃され、今は空前のオイルブーム!と言っても過言ではないほど、食べ物に化粧品にさまざまな体に良い油の商品が人気となり、健康と美容に油は欠かせないものとして知られています。 そこで今回はそんな体に良い油が豊富に含まれているスーパードについてご紹介したいと思います。 亜麻仁油 DHAやEPAなど魚に含まれている良質な油と同じ効果のあるオメガ3系の不飽和脂肪酸を含んでおり、近年一気に注目を集めるようになった亜麻仁油。 とくに現代の食生活は昔に比べて魚の消費量が落ちているため、人体ではつくり出すことのできない油が豊富に含まれているという点に注目が集まっています。 亜麻仁油の主成分であるオメガ3系の油は一般的にαリノレン酸と呼ばれ、コレステロール値を下げて動脈硬化を防いだり、脳卒中や高血圧、がんを予防する働きがあると言われています。   さらに花粉症などを始めとしたアレルギーを予防する働きもあるということも実証されています。 これだけの病気予防や商用に役立つとなると、オイルの認識が変わるのではないでしょうか? つまり良いオイルは健康、美容の強い味方なのです!ただ熱に弱く加熱料理には適さないため、サラダやお豆腐などにかけてフレッシュなまま味わってみてください。 ■参考:人気急上昇中のオメガ3系オイル!『亜麻仁油』の効果効能 えごま油 続いてご紹介したいのが、亜麻仁油と同様にオメガ3系の油を豊富に含んでいる、えごま油です。 実はえごま油は歴史が深く、日本で最初に発見されたのは約1万年前頃だという説もあり、「日本最古の脂性植物」だとも言われています。またえごま脂は、江戸時代に提灯の貴重な燃料だった、ということでも有名ですね。 さてそのえごま油の食用の効果ですが、主成分のαリノレン酸が約6割を締めており、亜麻仁油とほぼ同じ働きをすると言われています。   わかりやすく言うと「血液をサラサラにする」ため、動脈硬化、脳卒中、高血圧、がん、さらにうつの予防など、その効果は多岐に渡っています。 ちなみに一日の摂取量の目安は、ティースプーン1杯となりますので参考にしてみてください。 味はシソ科の植物から抽出しているのでクセはほとんどありません。亜麻仁油と同様にサラダや納豆、お味噌汁などにそのままかけて食べるのがおすすめです。 ■参考:オメガ3系の脂肪酸がたっぷり!『えごま油』の効果効能 スポンサードリンク パンプキンシードオイル パンプキンシードオイルはその名称からも想像がつくように、かぼちゃの種をじっくりローストして抽出した天然の油のこと。色は黒みがかった深い緑色で、ややクセは強いものの香ばしいかおりとナッツのような風味が特徴です。 日本では一部レストランでソースやドレッシングの材料として使用されてきましたが、実はオーストラリアでは昔から一般の家庭でも使われてきた伝統的なオイルでもあります。   栄養価についてはオメガ6系の油が含まれていますが、それ以上にB-カロテンやビタミンEなどが美容・アンチエイジングに良いという点に注目が集まっています。 またこれらの効果のほかに頻尿や尿漏れを防いだり、全身疲労や虫歯予防などにも効果的とされています。 ■参考:かぼちゃの種の油!『パンプキンシードオイル』の効果効能 グレープシードオイル グレープシードオイルはぶどうの種を搾って抽出した油のこと。見た目はオリーブオイルやパンプキンシードオイルのように濃い色をしておらず、薄いグリーンで味も淡白なのが特徴です。 注目の栄養素について特徴的なのは、オメガ6系のリノール酸が60%に対し、オメガ3系のオレイン酸が20%含まれているということ。 通常これらの不飽和脂肪酸は、オメガ6とオメガ3の比率を4:1の割合で摂取するのが理想的と言われているので、グレープシードオイルはその点が理想に近いとうことが、まず挙げられるでしょう。   それに加え抗酸化作用の強い栄養素として知られるビタミンEがオリーブオイルの約2倍含まれているため、血流の促進作用も期待できます。 さらにグレープシードオイルはクセがなく熱にも強いため、炒め物などどんな料理にも合うのが魅力です。 ■参考:ぶどうの種から誕生!『グレープシードオイル』の効果効能 ブラッククミンシード ブラッククミンシードは地中海沿岸を中心に生育している美しい花、ニゲラ・サティバの種子のこと。 聞き慣れない言葉かも知れませんが「死以外は何でも効く」と言われるほど効力の強い種として知られており、かつてはあのクレオパトラ妃がそのオイルを美容のために活用していたという伝説も残っています。   さてブラッククミンシードの注目ポイントは、何と言ってもオメガ3、オメガ6、オメガ9の不飽和脂肪酸がバランス良く含まれていること。そのため人間の体に必要な油分をほぼ偏りなく摂取することができるのです。 効果はとしては血流を促したり体の免疫細胞を活性化させるだけでなく、ダイエット効果が高いことでも知られています。 さらに特筆すべきは有効成分があわせて100種類以上含まれているということ。味には少しクセがありますが、それだけ効果も高いのでぜひ一度試してみてください。 ■参考:注目のオイルの新星!『ブラッククミンシード』の効果効能 まとめ 以上今回は、体に良い油が含まれるオイルについてご紹介いたしました。 炒め物にしたりサラダにかけたりと、普段何気なく使っている油ですが、それぞれの特徴を知って活用していくと料理のレパートリーも広がって楽しいもの。 自分に合ったオイルを見つけて、ぜひ効果的に使っていきましょう。

今話題の穀物系スーパーフードを厳選してご紹介!おすすめの3選

穀物は白米や玄米のほかに最近では赤米、黒米などさまざまな種類のものが発売されています。そしてその多くは主食になる場合が多いので、毎日の食卓には欠かせないものであるでしょう。 では、いわゆるスーパーフードの世界ではが穀物にはどんなものがあるのでしょうか? そこで今回は代表的な穀物のスーパーフードをご紹介したいと思います。 キヌア キヌアは南米のアンデス山脈が原産のスーパーフード。古くから現地では「母なる穀物」と呼ばれており、粒が非常に小さいのが特徴です。 しかしその粒の中には素晴らしい栄養価が詰まっていることが注目され、2013年には国連が「国際キヌア年」を定め、キヌアが食料・栄養保証の観点から将来素晴らしい可能性を秘めた食材であることを認めたことでも一躍脚光を浴びました。 キヌアにはそれだけに栄養価も高く、同じ量の白米と比較した場合でも2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、10倍のカルシウムetc…人間の体にとって必要な栄養素を非常に多く、しかもバランス良く含んでいます。   さらにキヌアは低GI値の食材としても有名で、血糖値の上昇を急激に上げることがないためダイエット中の栄養源としても最適です。 粒が小さいので単体ではなく、白米や玄米に入れて炊き込んだりスープに入れていただくといった方法がおすすめです。 ■参考:NASAも認めたスーパーフード!『キヌア』の効果効能とは? スポンサードリンク アマランサス キヌアと同じく穀物のスーパーフードの代表格で、原産地もアンデス地方のペルーであるアマランサス。キヌアよりも粒はさらに小さいですがこちらは「スーパーグレイン(驚異の穀物)」と呼ばれています。 またその栄養価の高さもお墨付きで世界保護機構(WHO)ではアマランサスを「未来の食物」と呼び、NASAの宇宙飛行士の食料として取り入れられているほど、注目されている存在です。 その起源や見た目、世界的な注目度だけでなく栄養価の面でもキヌアとアマランサスはとてもよく似ており甲乙はつけがたいですが、一つ違いを挙げるとすれば食感の違いでしょうか。   アマランサスは火を入れた際に少し粘り気があることに対し、キヌアはそれがないのが特徴です。 またキヌアに比べてアマランサスは、日本では手に入りやすいので(近年、地方でも栽培しているところが増えてきています)ふだんの食生活により取り入れやすいと言えるかも知れませんね。 食べ方は白米や玄米に入れて炊き込むのがおすすめです。 ■参考:宇宙食にも採用?スーパーフード『アマランサス 』の効果効能 そば そばは穀物である「そばの実」を原料とする、加工品。そのため穀物の一種となります。 そばは日本人も大好きな麺類の一つで、原料は東北、長野や新潟などの寒冷地を中心に栽培されており、古くから人々に主食として愛されてきました。 さてそんなそばの注目の栄養素ですが、一番に挙げられるのは高い抗酸化作用のあるルチンが含まれているということでしょう。   ルチンには体の酸化を防ぐ作用があるため、がん予防やアンチエイジングにも有効であるほか、血管を強くする作用、それから血圧を調整する働きもあるため、動脈硬化や高血圧にも効果があります。 また食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整えるためにも最適な食品です。そばは茹でてつゆにつけるだけで、手軽で簡単、おいしくいただけるので忙しい時の主食にとても頼もしい存在です。 ■参考:ルチンのパワーで抗酸化力を発揮!『そば』の隠れた魅力と効果効能 まとめ 以上今回は代表的な穀物のスーパーフードを3つご紹介いたしました。 数年前にブームとなり、ここ最近は徐々に定着しつつあるキヌアとアマランサス、そして日本国民に愛されているそば。 味も見た目も異なりますが穀物は食の中でも重要な地位を占めるので、気に入ったものを見つけてぜひ効率よく摂取していきましょう。

栄養価の高さに要注目!「葉っぱ」系のおすすめスーパーフード

レタスやキャベツなど葉野菜はサラダをはじめ炒め物などにとても重宝で、野菜不足の強い味方ですが、近頃はその選択肢も大きく広がりつつあります。 そこで今回は栄養価の高い代表的な葉野菜のスーパーフードを3つご紹介したいと思います。 モロヘイヤ ネバネバした独特の食感と歯ごたえが楽しめる葉野菜として、ひそかに人気なのがモロヘイヤ。一昔前に比べてここ最近はスーパーでも定番の野菜になりつつありますね。 実はモロヘイヤの歴史は古く、古代エジプトでは世界三大美女の一人であるクレオパトラもが食していたとか。 イメージはなかなかできませんが、美容に非常に関心の高かった王妃が太古の昔から食べていたと思うと、それだけ効果が高かったということは想像に難くありません。   実際にモロヘイヤはいわゆる緑黄色野菜の中でも一つ一つの栄養成分が豊富であると言われており、ビタミン類やミネラル、Bカロテンなどが多く含まれています。 たとえばビタミンB1やB2はほうれん草の5倍、ビタミンCはかぼちゃの4倍、Bカロテンはブロッコリーの19倍も多い含有率を誇っています。 これだけ栄養価が高いのでその効果は多岐に渡りますが、とりわけ「免疫力アップに良い」ということが注目されており、生活習慣病や病気予防などに効果があります。 ■参考:ネバネバした食感が魅力!『モロヘイヤ』の効果効能 スポンサードリンク ケール 続いてご紹介したいのが、モロヘイヤに負けず劣らず、緑黄色野菜の中で栄養価はトップクラスであり別名「野菜の王様」と言われている、ケール。 日本では主に青汁の原料としておなじみの存在なのではないでしょうか? しかし欧米を中心とした海外では、ケールをサラダにしたりスムージーで摂取するのがポピュラーなのだとか。   さて気になるその栄養価ですが、がん予防に効果の高いBカロテンの量が緑黄色野菜の中でトップであることに加え、美容や生活習慣病の予防に効果のある、ビタミン類やミネラルがバランス良く含まれていると言われています。 さらに睡眠の質を高める作用があるメラトニン、抗酸化力の高いルテインなども含まれているのです! ちなみにケールはキャベツの仲間ですが、キャベツよりも緑の色素が濃く縮れていて独自の歯ごたえも楽しめるので、せっかくなので青汁だけでなく機会があればサラダにして味わってみてください。 ■参考:こんなにスゴかったの!? 『ケール』の驚きの効果効能 クレソン レストランでは主に肉料理に添えられるつけ合わせで使われることが多いため、それ自体の栄養価の高さは意外と知られていない、クレソン。 しかしピリッとした辛みとシャキシャキと噛みごたえがある食感が魅力で、根強い人気のある葉野菜でもあります。   クレソンには特有の辛み成分であるシングリンが含まれているのが特徴です。 ちなみにシングリンはわさびや大根などにも含まれている成分で、抗酸化作用や防腐作用があることで知られています。 シングリンにはさらに食欲を増進させに胃もたれを防ぐ働きもあるため、肉料理との相性は味だけでなく栄養素の組み合わせとしても抜群というわけです。   その他には皮膚細胞の活性化を司るBカロテンや、体内の水分調整をする上で重要な働きをするカリウムなども多く含まれています。 クレソンは最近、家庭菜園などでも育てやすいと話題になっているのでまずは手始めに少量からベランダなどで栽培してみるのも楽しいかも知れませんね。 ■参考:独特の辛みが魅力!スーパーフード『クレソン』の効果効能 まとめ 以上今回は、代表的な葉野菜のスーパーフードを3つご紹介いたしました。 スーパーフードには野菜だけでなく種子や果物、さらに肉眼ではほどんど見ることができない藻類まで、実にさまざまなジャンルがあります。しかし野菜であればなじみやすく、比較的試してみやすいのではないでしょうか? それぞれの栄養価を知って、いつもの食卓にバランス良く取り入れていきたいですね。

定番モノから今話題のモノまで!野菜のおすすめスーパーフード

野菜にはビタミン、ミネラルなど人間の体にとって必要な栄養素がたくさん詰まっていますが、普段野菜を食べるとき、それぞれの野菜の栄養素を考えながら食べている方はそう多くはないのではないでしょうか。 野菜はそれぞれ色やカタチも違う分、もちろん栄養価の得意分野も異なります。だからこそここで改めてその特徴を整理してみませんか? というわけで今回は野菜のスーパーフードをいくつかご紹介してみたいと思います。 トマト 赤くてつやつやした外見が、見ているだけでパワーと元気を与えてくれるトマト。日本では夏を代表する野菜として親しまれていますが、季節を問わずジュースやトマトケチャップなどでもポピュラーな存在です。 世界的に見てもトマトは非常に種類が多く、味やかたちもさまざまですが共通しているのは、リコピンが豊富であること! トマトに含まれている代表的な栄養素であるリコピンは抗酸化力が強いことが有名で、これまでにあらゆる研究の対象となってきました。   とくにその強力な抗酸化力はビタミンEの100倍以上と言われており、体内の活性酸素を除去したり老化予防、血液サラサラ効果などが期待できます。 その他にもリコピンには成長ホルモンの分泌を高める効果もあるため、基礎代謝をアップさせ脂肪燃焼を促進するといった働きがあります。 トマトは夏が旬なのでその季節に食べるのが一番ですが、一年中手に入る野菜なので、ぜひうまく活用していきましょう。 ■参考:リコピンの抗酸化力に注目!スーパーフード『トマト』の効果効能 パプリカ こちらもトマトに負けず劣らず、見ているだけで元気になれる野菜のパプリカ。色も赤や黄色と鮮やかで、栄養満点な様子は見た目からも十分に伝わってきます。 パプリカは元々南米が原産のナス科の多年草で、実は唐辛子の仲間でもあります。唐辛子のような辛みは一切ありませんが、世界的には香辛料や着色料として使われている地域もあります。 さて気になる栄養素ですが、ビタミンCが豊富であることをはじめ、骨や歯を構成するために必要なミネラルや、疲労回復に効果のあるリンやマグネシウム、さらに利尿作用のあるカリウムを多く含んでいます。   これらの優れた栄養素の相乗効果で、パプリカはアメリカ国立がん研究所にて「がん予防に効く食材」のトップに位置づけられています。 さらにさらに赤パプリカに関しては赤の色素成分に含まれるカプサイシンの働きで、脂肪燃焼やダイエット、さらに美肌の効果もあるとされ、世界の美女たちに人気の野菜!とうわさされています。 一昔前に比べてパプリカはかなり手に入りやすくなっているので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。 ■参考:鮮やかな見た目が魅力!スーパーフード『パプリカ 』の効果効能 スポンサードリンク 玉ねぎ じゃがいも、にんじんと並んで野菜の定番中の定番で「血液サラサラ効果の高い野菜」としても有名な、玉ねぎ。 一時期その効果が大ブームになったこともあり、その味わい方&活用の方法以上に今では健康に良い野菜の代表として君臨しています。   さてその注目の血液サラサラのモトとなるのが、玉ねぎの辛み成分である「硫化プロピル」と独特の香り成分である「アリシン」です。 これらの成分は中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させる作用があるので、その結果として血流を良くするという効果が期待できるのです。   さらにアリシンはビタミンB1と結合することでビタミンB1の吸収促進や働きを持続させる効果があるため、疲労回復や手中力アップなどにも効果があります。 この他にも抗酸化作用など注目すべき効果が多数あり、目が離せない存在です。 ■参考:血液サラサラの他にも要注目!スーパーフード『玉ねぎ』の効果効能 にんじん あらゆるレシピとの相性が良い上に、おかずに彩りを添えてくれる野菜として人気のにんじん。常に常備している食材として「にんじんは欠かせない」という方も多いのではないでしょうか? さてそんなにんじんは、緑黄色野菜に多く含まれてるB-カロテンが豊富でカロテンのかたまり、といっても過言ではないほど非常に多く含まれています。(カロテンは、にんじんの英語名「キャロット」の由来でもあります!)   さてB-カロテンは抗酸化力に優れた成分として知られていますが、中でもとくにがんの予防と抑制に効果があると言われています。 実際に病院でも、がん患者ににんじんジュースを飲ませているところもあるほどで、その効果は実証済みでもあるのです。   さらにB-カロテンは体内に入るとビタミンAに変わるという性質を持っているため、免疫力をアップさせたり肌を美しくする効果などもあります。 またビタミンAに変換されなかった分のB-カロテンは体内に蓄積されて、細胞を活性化させる効果もあるので、過剰摂取の心配もありません。 ■参考:抗酸化作用はピカイチ!スーパーフード『にんじん』の効果効能とは? クレソン ピリッとした辛みと噛み応えのある独特の食感が魅力で、根強い人気野菜クレソン。レストランなどでは肉の付け合わせに使われていることもあり、見映えもよいおしゃれ野菜のイメージもあるかと思います。   さてそんなクレソンには特有の辛み成分であるシングリンが含まれているのが大きな魅力の一つです。 シングリンはわさびや大根など辛みのある食物に含まれている成分で、抗酸化作用や防腐作用があることで知られています。   その他にも食欲を増進させに胃もたれを防ぐ働きもあるため、肉料理との相性は味だけでなく栄養素の組み合わせとしても抜群です。 その他には皮膚細胞の活性化を司るBカロテンや、体内の水分調整をする上で重要な働きをするカリウムなども多く含まれています。 ■参考:独特の辛みが魅力!スーパーフード『クレソン』の効果効能 まとめ 以上今回は野菜のスーパーフードをご紹介いたしました。 普段何気なく口にしている野菜ですが、定番野菜にもこれだけの効果があると思うとこれから食べるのが楽しみになってきますよね! ぜひ日々の食生活にしっかりと取り入れて、これからも野菜の恵みを享受していきましょう。

日本人なら摂取すべし!おすすめの「海藻」系スーパーフード

日本は島国で四方を海に囲まれているため、古くから海苔や昆布、わかめなどが豊富に採れる海藻の国でもあります。 もちろん海外にも海に囲まれた島国は存在しますが、日本ほど多種多様な海藻が存在する国は他にないと言われています。 そこで今回は海藻に注目し、とくに日本で人気のある代表的な3つのスーパーフードをご紹介したいと思います。 のり おにぎりはもちろん、巻き寿司にお弁当のおかずにその用途も広く、もはや日本人にとってなくてはならない存在の海苔。 歴史は古く奈良時代にさかのぼり、日本で最も古い法律書『大宝律令』にその記載があると言われています。 その後庶民に広がったのはずっと後のことで江戸時代になってからではありますが、養殖技術のおかげもあってのりは一気に広がることになりました。   さてそんなのりに含まれる栄養素ですが、海草類に圧倒的に多く含まれていると言われているヨウ素をはじめ、植物性の食品にはほとんど含まれていないビタミンB12、そして体内に入るとビタミンAに変換されるBカロテンなどが豊富です。 とくにBカロテンの量は数ある海藻類の中でもトップで、免疫力アップや活性酸素の除去、それから皮膚細胞の健康などに素晴らしい効果が期待できます。 ■参考:海外も注目するスーパーフード!『のり』の効果効能とは? スポンサードリンク わかめ のりと同様に海草類の中ではポピュラーな存在で、わかめの具材としても人気の日本のソウルフードのわかめ。 しかし歴史自体はのり以上に古く、縄文時代からすでに食されてという史実が遺跡から発見されています。 また日本最古の歌集『万葉集』には、わかめを題材にした歌が100種もあると言われており、その事実から古くから日本人にとっていかに愛されてきた食材であったかということがわかります。   そんなわかめは「海藻の王様」と呼ばれるほど、さまざまな栄養素がバランスよく含まれているということで有名です。 わかめには、海草類に特有のヨウ素はもちろん、ビタミンやミネラル、さらに独特のぬめり成分であるアルギン酸なども豊富に含まれているのです。   これらの成分によって、わかめは甲状腺ホルモンの働きを正常にし、脳の活性化、体温の調整をスムーズにすることをはじめ、血糖値を安定させる効果などがあります。 さらにアルギン酸のおかげで腸内環境を整える働きもあるので、便秘や下痢で悩む方にとってもわかめはおすすめの食材です。 ■参考:海藻の王様の魅力とは?スーパーフード『わかめ』の効果効能 ひじき 最後にご紹介するのは、ひじきです。ひじきはのりやわかめに比べて存在感があるとは言いがたい存在かも知れませんが、ひじきの煮物は「おふくろの味」とも言われ、居酒屋などで愛されているメニューの一つでもあります。 ひじきには海草類全般にほぼ共通して含まれる成分のヨウ素はもちろん、カルシウムや食物繊維がたっぷりと含まれています。   とくに現代の日本人は土壌の変化の影響が大きく、日常的に食べている農作物のなかから思うようにカルシウムが摂取できない、という現状にあるため、ひじきに多く含まれるカルシウムはとても貴重なもの。 日本人のカルシウム不足を自国で摂取できる数少ない食べ物なのです。 骨を丈夫にするだけでなく、年々、とくに女性に増加傾向にある骨粗しょう症の予防のためにも、ひじきは時々おかずに取り入れていきたいですね。 ■参考:海草類って実はこんなに優秀!『ひじき』の効果効能とは? まとめ 以上今回は、日本生まれの海草類のスーパーフードを3つご紹介いたしました。 今回ご紹介した食べ物はどれも普段の食卓になじみの深いものであるため、それほどすごい効果があることは実感しにくいかも知れません。しかし日本にはこの国ならではの素晴らしい食材がたくさんあるのです。 スーパーフードと言うと、ついつい海外の目新しいものばかりに目を向けてしまいがちですが、身近にある食材も忘れずに。これを機に日本発のスーパーフードを改めてチェックしてみてください。

ドリンクなら手軽に摂取できる!?「飲み物」スーパーフード

スーパーフードにはそのまま食べることができるフルーツや野菜もありますが、原料そのものが輸入されないため、パウダーやドリンクで販売されているものもあります。 そういった類いのものはスムージーにしたりヨーグルトなどに混ぜて食べるのが、最もお手軽でかつ優れた成分を効率よく摂取できる最適な方法です。 そこで今回は飲み物に最適なスーパーフードの中から代表的なものをいくつかご紹介してみたいと思います。 アサイー 生命力が強く抗酸化力に優れたアマゾンフルーツの代表格として、日本のスーパーフードブームの火付け役ともなった、アサイー。原産国のアマゾン流域では昔から先住民族が生き抜くためにアサイーを食してきたという長い歴史を持ちます。 そしてその素晴らしい栄養価は日本ではとくにアスリートから強く支持されており、ドリンクは健康のサポート飲料として大人気です!   さてそんなアサイーに含まれるさまざまな栄養素の中でも最も注目されているのが、高い抗酸化作用を誇るポリフェノール。美容やアンチエイジング、がん予防などにも効果的とされ、その含有量はなんとブルーベリーの約18倍と言われています。 さらに他にも細胞を若返らせる効果のあるビタミンB群、鉄分や亜鉛、食物繊維がたっぷりと含まれています。 日本ではアサイーのピューレを使ったアサイーボールも人気ですが、スムージとして味わうのもおすすめ。濃厚な味わいと比較的すっきりした甘みが、やみつきになってしまうことでしょう。 ■参考:スーパーフード『アサイー』とは?特徴や栄養素・効果効能まとめ カムカム アサイーと同じくアマゾン流域のペルーが原産国と言われ、高温多湿の環境でもしっかりと育つ果実、カムカム。 見た目は日本のサクランボのようにも見えますが、その味はかなり酸味が強く、成分ではビタミンCがダントツで多く含まれているのが特徴です。 さてカムカムに含まれている注目のビタミンCについてですが、その量はレモンの約30〜100倍と言われています!レモンは果実の中でもビタミンCが多いことで知られているため、それだけ驚かれる方も多いのではないでしょうか?   さらに抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富で、その量は赤ワインの約10倍と言われています。 これらの成分を多く含んでいることから、美容・アンチエイジングの効果の高さはもはや言うまでもなく、がん予防、さらにストレスを抑制するといった効果が期待できます。 市販のパウダーや液体状のカムカムを購入して、ぜひ今日から美容のために取り入れていってくださいね。 ■参考:ビタミンCが突出!スーパーフード『カムカム』の効果効能 スポンサードリンク チアシード さて続いてご紹介するのは、果実ではありませんがメキシコ南部が原産のシソ科の植物の種、チアシードです。チアシードはミランダ・カーをはじめ海外セレブたちの間でもスムージーに入れて摂取する方法がブームとなり、日本に本格上陸。 その独特のツブツブ食感が支持され、とくに美容・健康に関心の高い女性たちの間で爆発的な人気となりました!(今でも根強いファンが多いことで知られていますね)。   チアシードはオメガ3系の油であるαリノレン酸と食物繊維を多く含むスーパーフードとして知られています。 とくにオメガ3系の油は不飽和脂肪酸の一種で、人間の体では生成することができないけれど必須の脂肪分であるため、栄養学的にも非常に重要視されています。 またその効果は脳の血流を良くしたり、花粉症などのアレルギーを予防する働きがあると言われています。   1日の目安はスプーン大さじ一杯が目安ですが、基本的には水にふやかしていただくため、少量でも満腹感を感じやすいでしょう。 スムージーやヨーグルトに入れて摂取することを習慣に、美しさに磨きをかけていきましょう。 ■参考:プチプチ食感がやみつきに!大注目『チアシード』の効果効能 甘酒 続いては日本生まれのスーパーフード、別名「飲む点滴」と言われている甘酒です。甘酒の歴史は古く、すでに古墳時代にさかのぼり『日本書紀』にもその記述があるのだそう。 米に麹を加えて発酵させてつくる甘酒は、栄養価も非常に高く国内での人気はもちろん、海外では日本の発酵文化を讃えて「ジャパニーズヨーグルト」と呼んでいる国もあるそうです。 甘酒には米ぬかに多く含まれていると言われている有効成分、ビタミンB1に加え、発育や皮膚細胞の活性化には欠かせないビタミンB2が豊富であるため、美肌効果はもちろん、爪や髪を健康によみがえらせる働きもあります。   さらに腸内環境を整えるオリゴ糖と食物繊維の含有量も多いため、便秘の改善や血行促進などにも最適です。 そんな甘酒が店頭に並ぶのは冬が多いですが、現在は通販などでも一年中購入することができるので、ぜひ美容と健康のために甘酒生活をスタートしてみましょう。 ■参考:「飲む点滴」と呼ばれるスーパーフード!『甘酒』の効果効能 抹茶 最後にご紹介するのは、日本が海外に誇るスーパードリンクの抹茶です。 抹茶は日本文化、茶道を象徴する気品ある飲み物としてだけでなく、海外セレブたちからはその美容効果に注目が集まり、NYを中心に年々人気の高まっている飲み物でもあります。 さて抹茶は原料となる緑色の茶葉をすりつぶして粉にしたものであるため、香り高く、茶葉に含まれている凝縮された有効成分を丸ごと摂取できる、というのが魅力です。   栄養価として注目の成分は、素晴らしい抗酸化作用を誇るポリフェノールの一種、カテキンが豊富であること。さらに抹茶の旨味成分に含まれるテアニンです。 カテキンには高い抗酸化作用はもちろん、善玉コレステロールを増加させ悪玉コレステロールを減少させる働きのほか、動脈硬化や糖尿病予防、さらにインフルエンザ予防など幅広い効果が期待できます。 またテアニンにはリラクゼーション効果があるため、ストレスを抱えやすい方や神経が昂りやすい方は、抹茶を飲むと良い効果が得られます。 ■参考:世界のセレブも注目!?スーパーフード『抹茶』の効果効能 まとめ 以上今回は、飲み物に最適なスーパーフードを5つご紹介いたしました。 今回は海外のものと日本生まれのものをご紹介してみましたが、それぞれの効果にも違いがあるため、時と場合によっていろいろと試してみるのがおすすめです。 スムージーはもちろん、自分のお気に入りの方法の飲み方を見つけてぜひ毎日継続してみてください。

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