美容&健康のために良い油は常識!今注目のスーパーフードオイル5選
一昔前の「油=ダイエットの敵」というイメージは一掃され、今は空前のオイルブーム!と言っても過言ではないほど、食べ物に化粧品にさまざまな体に良い油の商品が人気となり、健康と美容に油は欠かせないものとして知られています。 そこで今回はそんな体に良い油が豊富に含まれているスーパードについてご紹介したいと思います。 亜麻仁油 DHAやEPAなど魚に含まれている良質な油と同じ効果のあるオメガ3系の不飽和脂肪酸を含んでおり、近年一気に注目を集めるようになった亜麻仁油。 とくに現代の食生活は昔に比べて魚の消費量が落ちているため、人体ではつくり出すことのできない油が豊富に含まれているという点に注目が集まっています。 亜麻仁油の主成分であるオメガ3系の油は一般的にαリノレン酸と呼ばれ、コレステロール値を下げて動脈硬化を防いだり、脳卒中や高血圧、がんを予防する働きがあると言われています。 さらに花粉症などを始めとしたアレルギーを予防する働きもあるということも実証されています。 これだけの病気予防や商用に役立つとなると、オイルの認識が変わるのではないでしょうか? つまり良いオイルは健康、美容の強い味方なのです!ただ熱に弱く加熱料理には適さないため、サラダやお豆腐などにかけてフレッシュなまま味わってみてください。 ■参考:人気急上昇中のオメガ3系オイル!『亜麻仁油』の効果効能 えごま油 続いてご紹介したいのが、亜麻仁油と同様にオメガ3系の油を豊富に含んでいる、えごま油です。 実はえごま油は歴史が深く、日本で最初に発見されたのは約1万年前頃だという説もあり、「日本最古の脂性植物」だとも言われています。またえごま脂は、江戸時代に提灯の貴重な燃料だった、ということでも有名ですね。 さてそのえごま油の食用の効果ですが、主成分のαリノレン酸が約6割を締めており、亜麻仁油とほぼ同じ働きをすると言われています。 わかりやすく言うと「血液をサラサラにする」ため、動脈硬化、脳卒中、高血圧、がん、さらにうつの予防など、その効果は多岐に渡っています。 ちなみに一日の摂取量の目安は、ティースプーン1杯となりますので参考にしてみてください。 味はシソ科の植物から抽出しているのでクセはほとんどありません。亜麻仁油と同様にサラダや納豆、お味噌汁などにそのままかけて食べるのがおすすめです。 ■参考:オメガ3系の脂肪酸がたっぷり!『えごま油』の効果効能 スポンサードリンク パンプキンシードオイル パンプキンシードオイルはその名称からも想像がつくように、かぼちゃの種をじっくりローストして抽出した天然の油のこと。色は黒みがかった深い緑色で、ややクセは強いものの香ばしいかおりとナッツのような風味が特徴です。 日本では一部レストランでソースやドレッシングの材料として使用されてきましたが、実はオーストラリアでは昔から一般の家庭でも使われてきた伝統的なオイルでもあります。 栄養価についてはオメガ6系の油が含まれていますが、それ以上にB-カロテンやビタミンEなどが美容・アンチエイジングに良いという点に注目が集まっています。 またこれらの効果のほかに頻尿や尿漏れを防いだり、全身疲労や虫歯予防などにも効果的とされています。 ■参考:かぼちゃの種の油!『パンプキンシードオイル』の効果効能 グレープシードオイル グレープシードオイルはぶどうの種を搾って抽出した油のこと。見た目はオリーブオイルやパンプキンシードオイルのように濃い色をしておらず、薄いグリーンで味も淡白なのが特徴です。 注目の栄養素について特徴的なのは、オメガ6系のリノール酸が60%に対し、オメガ3系のオレイン酸が20%含まれているということ。 通常これらの不飽和脂肪酸は、オメガ6とオメガ3の比率を4:1の割合で摂取するのが理想的と言われているので、グレープシードオイルはその点が理想に近いとうことが、まず挙げられるでしょう。 それに加え抗酸化作用の強い栄養素として知られるビタミンEがオリーブオイルの約2倍含まれているため、血流の促進作用も期待できます。 さらにグレープシードオイルはクセがなく熱にも強いため、炒め物などどんな料理にも合うのが魅力です。 ■参考:ぶどうの種から誕生!『グレープシードオイル』の効果効能 ブラッククミンシード ブラッククミンシードは地中海沿岸を中心に生育している美しい花、ニゲラ・サティバの種子のこと。 聞き慣れない言葉かも知れませんが「死以外は何でも効く」と言われるほど効力の強い種として知られており、かつてはあのクレオパトラ妃がそのオイルを美容のために活用していたという伝説も残っています。 さてブラッククミンシードの注目ポイントは、何と言ってもオメガ3、オメガ6、オメガ9の不飽和脂肪酸がバランス良く含まれていること。そのため人間の体に必要な油分をほぼ偏りなく摂取することができるのです。 効果はとしては血流を促したり体の免疫細胞を活性化させるだけでなく、ダイエット効果が高いことでも知られています。 さらに特筆すべきは有効成分があわせて100種類以上含まれているということ。味には少しクセがありますが、それだけ効果も高いのでぜひ一度試してみてください。 ■参考:注目のオイルの新星!『ブラッククミンシード』の効果効能 まとめ 以上今回は、体に良い油が含まれるオイルについてご紹介いたしました。 炒め物にしたりサラダにかけたりと、普段何気なく使っている油ですが、それぞれの特徴を知って活用していくと料理のレパートリーも広がって楽しいもの。 自分に合ったオイルを見つけて、ぜひ効果的に使っていきましょう。