抗酸化作用はピカイチ！スーパーフード『にんじん』の効果効能とは？

数ある野菜の中でもじゃがいもや玉ねぎなどと並んでポピュラーな、にんじん。みんなに愛されるそんな人気野菜は、栄養素がたっぷり詰まった野菜としても知られています。

そこで今回は、にんじんの魅力と効果効能についてご紹介いたします。

にんじんの特徴

原産国がアフガニスタン近辺の、にんじん。英名のcarrotはにんじんに含まれる主要な栄養素、カロテンが由来だそうです。また現在日本で食されているオレンジ色のにんじんは一般的には西洋系と言われており、明治時代頃に日本に定着したと言われています。

そのカラフルでポップな見た目は以来人々を魅了し続け、家庭の食卓にのぼることも多い人気野菜の一つとなっています。

にんじんに含まれる注目の栄養素

にんじんには緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種である、B-カロテンが多く含まれています。またその他にもカリウムや食物繊維などもたっぷり含まれています。

ただ一つだけ注意したいのは、カロテンは皮のすぐ内側に多いため、調理する際には皮をあまり厚くむかないようにすることです。なるべく皮をうすく剥くようにすることでカロテンをより多く摂取できるので、ぜひこの方法を取り入れてみてください。

にんじんに期待できる効果効能

にんじんの主要な栄養素であるB-カロテンには、強い抗酸化作用があります。よくにんじんはがん予防、またがん患者が摂取することの多い野菜としても知られていますが、それだけ信頼度も高く、重宝な野菜だということでしょう。

またもっと身近な例では、アンチエイジングや疲労回復などにも効果的です。また食物繊維もたっぷり含まれているので整腸作用があり、女性の場合はとくにこまめに摂り続けることで、便秘解消の手助けとなります。

にんじんのおいしい食べ方

にんじんはよく洗ってミキサーにかけた、フレッシュジュースがおすすめです。生の野菜には酵素がたっぷり含まれているので、ジュースのほかにもにんじんサラダなどで摂取することで、代謝アップやダイエット効果が期待できるでしょう。

また主要な栄養素であるB-カロテンは油に溶けやすいビタミンでもあるので、油と一緒に調理することで吸収力がアップするといった側面もあります。なので、にんじんは生でも炒め物でもOKです！

まとめ

以上今回は、にんじんの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。にんじんは非常にポピュラーな野菜なだけに、その効果効能については忘れてしまいがちなこともあります。

しかし改めてその栄養素について調べてみると、B-カロテンには素晴らしい抗酸化作用があるのです。体は放っておけば年々錆びていくものですし、その上電磁波などに囲まれている現代人はただでさえ体が酸化に傾きやすい環境に生きていると言えます。

しかしそのような状況を少しでも緩和するためにも、にんじんパワーを取り入れて、健康を維持していきましょう。