おつまみの定番！スーパーフード『ピスタチオ』の効果効能

お酒のおつまみの定番で、殻つきナッツとしても日本人にも親しまれているピスタチオ。その美味しさと手軽に味わえるという魅力が勝って、普段はあまり栄養素の方には目が向かないかも知れませんね。

しかしピスタチオは「緑の宝石」、「ナッツの女王」という別名もあるほど、実は知る人ぞ知る優れた食材なのです。そこで今回はスーパーフード『ピスタチオ』の魅力と効果効能についてご紹介していきたいと思います。

ピスタチオ特徴

ピスタチオはウルシ科のピスタキア属の落葉樹で、原産国はトルコやペルシャなどの地中海沿岸地域と言われています。食用部分は生成り色の殻に包まれた緑の実で、味わいは数あるナッツの中でもとくにリッチで濃厚であるのが特徴です（そのためナッツ類では珍しくアイスクリームの原料としても使用されることがあります）。

ただ一つ難点なのは保存が難しいことで、空気に触れると酸化・変色しやすいため、管理にはある程度の注意が必要でしょう。ちなみにピスタチオは日本にも19世紀頃に伝わった歴史がありますが、湿度の高い風土には合わなかったようで栽培はされていません。

現在は乾燥地帯のイランが、世界生産でも一位となっています。

ピスタチオに含まれる注目の栄養素

ピスタチオには血液中のナトリウム（塩分）や余分な水分を体外に排出する働きのあるカリウムが非常に多く含まれています。

ナッツ特有の油分としては不飽和脂肪酸でオメガ6系のリノール酸、オメガ9系のオレイン酸がバランスよく含まれているため、二種類の油の相乗効果によりコレステロール値を下げる効果が期待できます。

さらにピスタチオには鉄分も多く含まれているので、貧血予防や疲労回復などにも効果的です！

ピスタチオに期待できる効果効能

ピスタチオには以下の3つの効果効能があると言われています。それでは「ナッツの女王」には、一体どんな効果が期待できるのでしょうか？

高血圧の予防に

ピスタチオには余分な塩分を排出する役割のある栄養素、カリウムが豊富に含まれているため高血圧の予防に効果があります。

現代の食生活はとくに、食品添加物や加工食品などの影響で、ナトリウムが過剰になっている傾向があり、高血圧になってしまうケースが増加傾向にあると言われています。

またカリウムの体内調整の働きによって、摂取しすぎた塩分が尿によって排出される効果もあるので、むくみやすい方にとってもピスタチオはおすすめの食材です。

生活習慣病の予防

ピスタチオに含まれる油分、リノール酸とオレイン酸は二つの働きが組合わさることで、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果があります。摂取することによってコレステロール値のバランスが整ってくると、あらゆる生活習慣病の予防・改善につながっていきます。

動脈硬化や糖尿病、心筋梗塞など、今さかんに取り沙汰されているあらゆる生活習慣病は、現代の食生活の乱れ（とくに油の質）が原因とも言われているので、普段から意識して良質な油をバランスよく摂取していきたいですね。

貧血の予防に

ピスタチオには鉄分も多く含まれています。鉄分は赤血球のヘモグロビンを構成する成分として、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ上でとても重要な働きをしています。しかしこの鉄分が不足するとヘモグロビンも減少し、貧血の原因となってしまうのです。

とくに女性は生理や過激なダイエットなどの影響で男性よりも貧血になりやすいと言われているので、美味しくいつでも手軽に取り入れることができるナッツをどんどん活用してきましょう！

ピスタチオのおいしい食べ方

ピスタチオは日本でもスーパーなどで普通に購入できると思いますが、可能な限り品質の良い物を見極めて摂取するのが良いでしょう。

通販などではオーガニックのピスタチオも種類があって購入しやすいのでそういったものを探して、そのまま調理せずに、ピスタチオ特有の香りや味わいをそのまま楽しむのがおすすめです。

ピスタチオが摂取できるおすすめ商品

LOHAS 無添加・生ピスタチオ

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イランとともにピスタチオの主な産地でもあるアメリカ、カリフォルニアで採れたピスタチオ。通常ピスタチオには塩味がついていますが、こちらはローストせず無塩で生のピスタチオであるため、本来のうま味や甘みが感じられてやみつきになってしまう方も多い人気商品です。

まとめ

以上今回は、ピスタチオの魅力と効果効能についてご紹介いたしました。ナッツ類の良いところは、優れた栄養素が詰まっているにも関わらず小さくて持ち運びがしやすく、思い立ったときにすぐに食べられること！

とくにピスタチオはナッツの中でも人気が高く、美容と健康に素晴らしい効果があるため、今後はバックのなかに携帯しておくのもおすすめです。