海草類って実はこんなに優秀!『ひじき』の効果効能とは?
海に囲まれた島国、日本では古くから漁業がさかんで、魚介類をはじめ、わかめやこんぶ、ひじきなどといった海草類が豊富に獲れます。そしてそういった海草類はおいしさはもちろん、栄養も満点で、日本人の食卓には欠かせない存在となっています。
そんな海の恵みがたっぷりと詰まった日本が誇るスーパーフード、今回はひじきに注目してご紹介してみたいと思います。
ひじきの特徴
島国である日本は、海に面したその地形の特質上、古くから漁業が盛んであり魚介類をはじめわかめやこんぶ、ひじきといった海草類も健康を維持するためには欠かせない食品として食されてきたという歴史があります。
さらにそれらの海草類はそのまま食べるだけでなく、和食のおいしさをつくる出汁としても重宝され、日本人の食卓に欠かせない存在として親しまれています。
なかでもひじきは、こんぶやわかめよりも小さく、出汁というよりは煮物として使われることが多く、日本人に不足しがちなカルシウムをたっぷり含む食材として、定番のおかずとして親しまれています。
ひじきに含まれる注目の栄養素
これは海草類全般に共通することですが、ひじきにもヨウ素がたっぷりと含まれています。ヨウ素は新陳代謝を促したり成長ホルモンを促進する働きのあるミネラルで、体には欠かせません。
しかし他の海草類と比べてとくにひじきに多く含まれている栄養素は、カルシウムです。日本の土壌はもともとカルシウムの含有量が少ないため、野菜などではなかなか必要な量を摂取できないといった側面があります。そのため日本人は身近な食材、ひじきでカルシウムを補うのが良いでしょう。
他には食物繊維も豊富に含まれています。
ひじきに期待できる効果効能
ひじきには日本人に不足しがちなカルシウムがたっぷりと含まれています。そしてカルシウムはご存知のように骨の健康を司る栄養素でもあるため、ひじきを食べることによって骨を丈夫にし、骨粗しょう症などを防ぐ効果が見込めます。
またそれに加え、ひじきは食物繊維も豊富でその量はごぼうの約7倍以上と言われているので、ぜひその点にも注目したいですね。食物繊維を摂取することでお通じが良くなり、それが腸の健康につながっていきます。
ひじきのおいしい食べ方
ひじきは何といっても煮物で食べるのが一番です。お母さんの味 or おふくろの味として、ひじきが大好物の方もいらっしゃるように、ごはんのおかずとしてもピッタリ。また量を気にせず食べられるのもいいですよね。
普段の食事にはもちろん、ダイエット中の食事としてもおすすめです。ダイエット中はとくに無理をしがちなので、放っておくとカルシウム不足、食物繊維不足になってしまいます。しかしダイエット中もひじきを摂取することで、お腹にたまりやすく体にいいので、おすすめです。
ただ、たくさん量を食べられるといっても度をこすと腸が活発になりすぎて下痢を誘発してしまう可能性があります。なのでその点は十分に注意しましょう。どんなに良いものでも食べ物には適量があるということを心得て、日々の食事を楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は海草類のなかでも、ひじきに注目してその魅力と効果効能をご紹介いたしました。
日本には優秀な食材が本当にたくさんありますが「灯台もと暗し」というように、身近にありすぎてうっかり素晴らしいものを見逃してしまうことがよくあります。そんなことがないよう、この機会に日本の優秀なスーパーフードを見直してみてはいかがでしょうか?
とくに聞き慣れない外国産のスーパーフードに少し抵抗があるという方は、まずは日本の身近にある日本の食材からまずはチェックして試してみてください。また今後も日本発のスーパーフードをご紹介していきますので、ぜひそちらもお楽しみに!
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